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神社新報記事【能登で最大震度七】の御紹介と令和6年能登半島地震 被災神社義捐金箱設置のお知らせ 

投稿日:2024年1月17日(水)


この度の震災の被害状況が段々と明らかになりつつあります。被害に遭われた方々の状況が一日も早く落ち着き、復興に向かって行かれるよう出来る限りの支援をしていきたいと思います……権禰宜の牧野です。

さて、本日は神社界唯一の業界紙であります、『神社新報』より震災に関する記事を御紹介致します。

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能登で最大震度七 交通難から状況把握は難航

神社本庁 義捐金の募集へ
一月一日午後四時十分、石川県能登地方を震源とするマグニチュード七・六、最大震度七を観測する「令和六年能登半島地震」が発生し、その影響で津波が発生したほか、計十六件の火災も起こった。神社関係でも社殿や関連施設、石像建造物などにおける被害情報が寄せられてゐるが、能登半島では潰滅的な被害に遭った地域が多く、その後の地震も続いてをり、全体的な被災状況の把握には今後も相当な時間がかかることが予想される。

「令和六年能登半島地震」では、一日以降十日午前八時までで震度七が一回、震度六弱が一回、震度五強が七回、震度五弱が七回発生。震度一以上を観測した地震は実に千二百八十五回にも及んでをり、予断を許さない。総務省消防庁の発表によると十日午後三時現在、石川県で死者二百三一人、行方不明者一人、石川県をはじめ一府七県で
負傷者五百二十三人を数へる。住家被害は石川・富山・新潟の三県で全壊・半壊が七百十一棟、一部破損は福井・長野の二県を加へ二千四百五十三棟。さらに孤立地域も多数あり、救助活動も続いてゐる。石川県では能登方面へと向かふ道路について地震による損傷等の影響などから深刻な交通渋滞も発生。 六日からの三連休は搬入を控へてほしい旨を呼びかけた。さうした状況もあり被害状況の把握は難航してゐる。

動けぬ状況続き「できること」を

石川県神社庁(北村嘉章庁長)では、五日に北村庁長と四柳光樹参事とで今後の方針を検討。この段階では、通常二時間程度の金沢から能登方面の車移動で十時間を要するほどの渋滞が起き、救助や物資、医療の関係車輛も渋滞に巻き込まれてをり、四柳参事は「県内でも動きが取れない状況」だと話してみた。
動や現地への直接の物資
そのやうななかでも、東日本大震災を経験してゐる 岩手県神社庁などから当時の対応や対策などについて聴取し、「できることから、しっかりやっていきたい」と対応を地道に摸索してゐる。

輪島・鳳至・珠洲神職の無事確認
九日までで、被害の大きい輪島・鳳至・珠洲の三支部における神職とその家族の無事を確認。各神社の被害については職員も被災して人手が不足するなかだが、懸命に情報を集めてゐる。また、県神社庁では金沢市の神社庁庁舎及び能 登半島の基部西側に位置する羽咋市の深江八幡神社(宮谷敬哉宮司)への災害対策本部設置を検討。防災士の資格も持つ宮谷宮司は、緊急車輛が優先されてゐる状況に鑑み「今は動きたくても我慢」と堪へつつ「小さなお宮だが、動けるやうになったときには力を尽くしたい」と語ってみた。

石川で対策会議 本庁への要望も

九日午後五時からは、北村庁長、河﨑正幸・金津泰康両副庁長、神道政治連盟県本部の葛城健一郎本部長、四柳参事、宮谷宮司、県神道青年会の厚見行正会長、神道青年全国協議会の副会長も務める県神青会の河﨑智洋理事が県神社庁庁舎に参集し、災害対策会議を実施。遠隔形式で神社本庁の荒井実総務部長、草葉秀昭神社課長、渡邊剛総務課長も参加した。会議では冒頭、九日までで亡くなった人々に対し全員で黙禱。続いて、北村庁長が県内の状況を説明しつつ挨拶した。そののち、「神社被災状況」「今後の支援体制」「神社本庁への要望事項」の三点について議論。「被災状況」については輪島・鳳至・珠洲の三支部に鎮座する四百四十社は、ほぼ全社被災してゐると思はれるが、兼務社も多く現地の神職も確認できてゐない現状であり、鋭意調査を進めてゐることを確認した。「支援体制」では、四柳参事が現時点での道路状況を国土交通省の資料を用ゐて確認するとともに、三支部における現地の需要などを電話で聴取してゐること、また支部での取纏めもおこなってもらってゐることを説明。自治体が個別の物資受入れをおこなってゐないことから、状況を注視しつつ需要に応へていくこととした。その上で、「要望事項」として、「義捐金」「人員派遣」「負担金の減免措置」「神宮大麻」の四点を提示。 荒井部長が、人員については神社本庁で対応できるやうに現在調整中であることを述べ、具体的な支援策の打合せもおこなはれた。また神宮大麻に関しては、過去における災害対応などにも鑑み、柔軟な対応について神宮当局と相談することになるとの回答を本宗奉賛部から得てゐることを報告してる。負担金の減免措置については役員会等に諮る必要があるため、慎重な対応を要することを説明。義捐金については、翌十日におこなはれる神社本庁での第二回対策本部会議で方向性を決めることを報告した。なほ、十日の会議で義捐金の募集が決定してゐる(詳報次号)。」

 

【令和6年能登半島地震 被災神社義捐金箱設置のお知らせ】

この度の令和6年能登半島地震にあって、神社界に於いては被害の報告はこれからのこととなりますが、社務所・手水舎・灯篭などが倒壊や火災の被害が予想されます。
そこで、被災神社の一日も早い復興の為に、白旗神社御参拝の皆様に僅かずつでもご協力を賜りたく、社務所に募金箱を設置致しました。(既に多くの方にご協力を頂いております!誠にありがとうございます)

遠く離れた北陸の地ですが、われわれ一人ひとりが心を寄せ、物心両面で支えることで、被災された方々が安心して眠れる日が一日も早く訪れるよう祈念申し上げます。

『出来る人が、出来ることを!』

能登半島地震義捐金箱

 

また、「災害復興支援グループ・チーム藤沢」様の募金箱も祈祷殿前の賽銭箱上に設置させて頂いております。こちらも趣旨をご理解いただきご協力の程宜しくお願い致します。

「チーム藤沢は皆さまからの募金とご支援で成り立っております。
支援物資の送料や現地での活動資金も皆様からの支援金で賄っております。 いつもお願いばかりで申し訳ありませんが宜しくお願い致します。
支援金振り込み先 かながわ信用金庫 藤沢営業部 普通口座 2158228 口座名 チームフジサワ」

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白旗神社ホームページへようこそ。当社は古くから藤沢の地に鎮座する古社で、相模國一之宮寒川神社で有名な寒川比古命と歴史上のヒーロー・源義経公をお祀りしています。寒川比古命は厄除け・方位除けの神様として知られます。また武芸、芸能、学問に優れ、才気あふれる源義経公は、学業成就、社運隆昌などのご神徳があります。境内には、悠久の歴史を感じる史跡が多く、四季を感じられる緑豊かな自然もあります。
ぜひ早起きした朝やお休みの日にでも、お気軽に当社にお越しください。皆様のご参拝を心よりお待ちしております。