投稿日:2021年7月17日(土)
昨日関東地方も梅雨明け宣言が発表されましたね。本格的な夏、藤沢の夏は白旗まつりと共に始まります…権禰宜の遠藤です。
先日、7月15日午後5時から、白旗まつりの皮切りとなる祭典『出御祭(しゅつぎょさい)』を執り行いました。
例年は氏子総代や神輿保存会の方々にご参列頂いておりましたが、コロナウイルス感染防止の為、神職と責任役員、総代会会長、渡邊宮頭の三名の方々にご参列頂き斎行致しました。
出御祭の「御(ぎょ)」は神様(ご神体)のことで、神様のご分霊(分身)を、本殿から神輿や別の所にお遷しする神事です。
『御』は、本殿の奥の奥の奥の扉を開けた、丁重な箱の中の更に丁重な箱の中で厳重に祀られているものです。
今年は神輿渡御がありませんので分霊を納めた箱を神輿ではなく、唐櫃(からひつ)と呼ばれる大きな箱に納めて社殿の中に奉安申し上げました。
今年は、コロナウイルス感染防止の為、祭典を前日祭と例祭に分け、ご参列頂く方々にもソーシャルディスタンスのご協力頂き、神輿渡御を始め神事や行事の中止で例年にない寂しい感じの白旗まつりですが、21日の還御祭まで厳粛に祭事を執り行ってまいります。。