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藤の句碑 と 今日のフジ

投稿日:2026年4月13日(月)


若いころに爆音ライブに行って耳がちょっと悪くなってしまいました。時々耳抜きをすると悪化がゆるやかになると本で読み、やってみると悪い方の耳は耳抜きもうまくいかなくて少しずつ練習しています・・・権禰宜の本山です。

4月13日㈪今日のフジ

▽むらさき色の弁慶藤は部分的に開花進んでいますが全景で見るとまだまだですね。

0413藤全景-3

0413藤-1

▽白い義経藤はまだ蕾ばかり?

義経藤棚-1義経藤-2

▽あ!咲いてた!

義経藤アップ

▽さて、今日はこちらの句碑について。

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これは松尾芭蕉の「草臥て宿かる比や藤の花」(くたぶれて やどかるころや ふじのはな)という俳句の句碑です。旅してきて、あぁくたびれた、そろそろ宿を探さないと、藤の花のきれいなこのあたりで・・・といった意味です。この句は松尾芭蕉が貞享4年(1687年)江戸を出発して伊賀、吉野、奈良、須磨から京都までの旅の記録「笈の小文」の中にあり、残念ながら藤沢で詠まれた句ではありません。

ではいつ誰がここに?

▽この句碑のロマンはこの裏側にあるのです。

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この句碑は芭蕉の死後100年余り後の文化2年(1805年)、以足(いそく)という人が建立したと裏に掘ってあります。文化というのは文化・文政時代、いわゆる「化政文化」が栄えた時代です。

化政文化は庶民が文化の主体となり広がった。裕福な人だけでなく庶民も文学・美術を楽しむようになっていった時代。

以足については何も情報がなく、白旗神社との関係もわからないのですが、この地に芭蕉のこの句碑を建てた人がいた事実、それだけでも十分に文化・文政時代の藤沢宿の活気を伝える史跡として価値があるように思います。またこのことが江戸時代から藤が美しかった証拠にもなると思うのです。

ぜひ藤の花と共に句碑もご覧になってください。裏側に「文化二年乙丑三月」としっかり刻まれています。


白旗神社ホームページへようこそ。当社は古くから藤沢の地に鎮座する古社で、相模國一之宮寒川神社で有名な寒川比古命と歴史上のヒーロー・源義経公をお祀りしています。寒川比古命は厄除け・方位除けの神様として知られます。また武芸、芸能、学問に優れ、才気あふれる源義経公は、学業成就、社運隆昌などのご神徳があります。境内には、悠久の歴史を感じる史跡が多く、四季を感じられる緑豊かな自然もあります。
ぜひ早起きした朝やお休みの日にでも、お気軽に当社にお越しください。皆様のご参拝を心よりお待ちしております。