投稿日:2016年11月28日(月)
今年は、鳥居横の銀杏の色付きが少し早いようです。いい色になったら当ブログで写真を掲載します。権禰宜の遠藤です。
さて、神社界唯一の業界紙であります『神社新報』平成28年11月21日号に、相模国一之宮寒川神社 流鏑馬神事の記事が掲載されていましたのでご紹介致します。

「【流鏑馬復興五十年 神職が射手を奉仕 寒川神社】
高座郡寒川町の寒川神社(利根康教宮司)は九月十日から二十五日にかけて、流鏑馬神事の復興から今年で五十年を迎へたことを記念する各種行事を開催し、多くの人々が流鏑馬文化に親しんだ。
同神社では「社人」と呼ばれる地元の人々が鎌倉時代から代々流鏑馬神事を奉仕してゐたが、生活様式の変化などに伴ひ、馬の調達や技量の維持が困難となり中断の危機に直面。昭和四十一年に武田流の流鏑馬等を伝承する大日本弓馬会による奉納で復興し、今年でちゃうど五十年目の節目を迎へた。
九月十一日には、時代を担ふ子供たちに流鏑馬を通して神社や祭りをより身近に感じてもらふことを目的に「やぶさめ教室」を開催。生憎の雨にも拘らず約千人が参加し、神馬に間近で触れ合ふときの笑顔と、弓矢で的を射るときの大人顔負けの真剣な面持ち、二つの対照的な表情が印象的な催しとなった。
例祭日(9/20)前日の九月十九日には境内の馬場で流鏑馬神事を斎行し、同神社の神職三人を含む十人の射手が奉仕。復興後、同神社では伝統継承の観点から神職が自ら流鏑馬の稽古に励み、これまで二十人が神事に奉仕しており、今年は長谷川潤権禰宜がみごと最多的中者に輝いて復興五十年の佳節に花を添へた。
神事後には記念式典を開催し、歴代神職射手など多くの来賓が参集。神事の継承に尽力する関係者に感謝状と蹄鉄(ていてつ)を象った記念品を授与した。また、これに併せて記念誌『神馬の蹄鉄』と記念切手を制作。翌二十日に斎行された例祭の参列者に頒布(はんぷ)した。
期間中は日本人と馬との密接な関係を紐解く記念展示「馬と信仰」も開催。復興以前の「古式」流鏑馬から現儀の流鏑馬に至るまでの各種資料が展示され、延べ約二千五百人が来場した。また、同神社少年間の子供たちが描いた馬の絵を参道灯籠に掲げて夜間にライトアップを実施するなど、境内は流鏑馬一色に。多くの人々が復興五十年を祝ふとともに、伝統文化の継承について思ひを馳せた。(小嶋大介通信員)」
















