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第44回神社挙式研究会

投稿日:2011年3月9日(水)


 昨日は大安の戌の日ということで、安産祈願・厄除け・お宮参りの祈祷がありました。中には、『今日は日柄が良いんですよね?戌の日で大安だから、どうしても今日が良くて。』ということで、わざわざ休みを取ってお参りをされた方もいらっしゃいました。安産である犬にあやかった戌の日の安産祈願。子供の誕生は、夫婦を始め親族、はたまた地域・国家の慶びでもあります。母子共に無事の出産をご祈念申し上げます。

最近お作りになったという境内図

 さて、昨日は午後5時より第44回神社挙式研究会が杉並区の馬橋稲荷神社(http://www.mabashiinari.org)で開催され、神社関係者を始め結婚式に携わる業者(衣装・写真・美容・理容・プランナー・雑誌編集など)の方々24名が参加されました。この研究会は、神社での挙式普及・勉強と会員神社の興隆を目的としており、開催場所(神社)をその都度変える事により、その神社の特徴を学べる良い機会になります。

 私は社務の都合で6時に到着、なんとか本殿での正式参拝(せいしきさんぱい)に間に合い参拝、その後開催神社の禰宜(ねぎ・宮司を補佐する役職)で、この研究会の代表から挙式の方法や神社の事について説明がありました。拝殿内が暖かいと感じていたところ『夏に挙式をされる方を不便に思い、本殿横と幣殿を少し増築し見えない所に空調機(エアコン)を設置した。また拝殿が木の扉で真っ暗であり、開けるとネコが入り悩みガラスの木戸に変更して明るくした。』とのこと、当社においても同じ問題を抱えておりとても参考になりました。

 その後場所を社務所に移し、全員が近況を報告。神主からは『外国人と日本人というカップルの挙式が全体の2割ぐらいに増えた』 『外国人の親族のほうが日本人より礼節を大切にしているのが分かる』 『平日に家族だけで行う挙式が増えている』 『ツイッタ―を始め神前挙式の普及に務めている』 『公民館で式を行った。昔は家庭に伺って式を挙げていたという宮司から色々教わった』、業者からは『神前式の希望が増えている』 『両親やおばあちゃんに見せて孝行したいと和装が増えている』 『カツラが不人気で、和装に洋髪が多い』 『海外からの問い合わせが増えた』 『色紋付の需要がある』などの報告がありました。

 中でも白熱したのは結婚式のプランナーさんからの質問。『新郎新婦が純粋な外国人で海外に居住。日本文化にあこがれ神前(しんぜん・神社)で挙式がしたい。可能か?』というのも。皆さんならどう対応しますか?

 次回は会員神社の中から、年間400件の挙式奉仕をする新潟縣護国神社(にいがたけんごこくじんじゃ)で開催することが報告され午後9時散会となりました。護国神社で結婚式!? 大変興味が沸いてきますが、参加できるかどうか…。 


白旗神社ホームページへようこそ。当社は古くから藤沢の地に鎮座する古社で、相模國一之宮寒川神社で有名な寒川比古命と歴史上のヒーロー・源義経公をお祀りしています。寒川比古命は厄除け・方位除けの神様として知られます。また武芸、芸能、学問に優れ、才気あふれる源義経公は、学業成就、社運隆昌などのご神徳があります。境内には、悠久の歴史を感じる史跡が多く、四季を感じられる緑豊かな自然もあります。
ぜひ早起きした朝やお休みの日にでも、お気軽に当社にお越しください。皆様のご参拝を心よりお待ちしております。