投稿日:2023年3月11日(土)
今日令和5年3月11日で「東日本大地震」発災から早12年。それからも様々な自然災害が日本各地で発生しました。また「コロナ禍」という地震や風水害とは違った形での災禍も未だ完全な収束には至っておりません。それぞれの災厄に於て被害を受けられた方に、あらためて心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早く日常を取り戻されますよう祈念申し上げます…権禰宜の遠藤です。
さて、本日午前8時より「東日本大震災復興祈願祭並新型コロナウィルス感染症流行鎮静祈願祭」を執り行い、今尚道半ばの震災復興と新型コロナウィルス感染症流行の鎮静を祈念致しました。
東日本大震災より丸12年の月日が経ちましたが、今もなお避難を余儀なくされている方々がいらっしゃいます。
また令和2年より世界中で蔓延した新型コロナウィルス感染症は、各国で通常の疾患にその取り扱いをシフトしているものの、日本に於いてはその取り扱いに賛否が分かれる状況となっています。
自然災害は勿論、こうした疫病に対しても日頃の危機管理というものがいかに大切かを思い知らされます。
日常生活を送る上では一見「無駄」と思えるものでも、いざという時には必要となるものには投資をしていく、という事も今後は求められるようになろうかと思います。
震災復興にあたっては、白旗神社では氏子崇敬者の物心両面での支援活動を代表して、『祈り』を核として心を寄せ続ける所存でございます。
私共神職の一番の務めは『祈る』ことです。復興が叶うその日まで、被災された方たちに思いを寄せ自身の務めを果たして参りたく存じます。
(邦楽の夕べの際に白旗神社境内にて撮影)
不幸にもお亡くなりになられた方々の御霊の平安と、被災地の1日も早い復興をご祈念申し上げます。
尚、当神社では『被災神社義捐金』の募金箱を設置致しております。
未だ、再建の目途がつかない神社は多々あります。
皆様のご協力をお願いします。