投稿日:2023年7月19日(水)
ここ数日で祭典当日の天気がコロコロ変わり、気持ちばかりがやきもきしています…権禰宜の牧野です。
さて、去る7月10日(月)に境内にて白旗神社オリジナルTシャツの藍染め作業を行いました。
※(こちらのTシャツは神社関係者への配布用に作成したものです。)
当日は藍染めを通じて持続可能な社会づくりや障がい者雇用の促進を目指す「FUJISAWA BLUEHANDS PLOJECT」より守屋玲太代表、井上 裕介市議、そして障がい者の方2名にお越しいただきました。神社からは牧野、きたおか、そして牛若会より「DANPATSU」の宮崎さんがお手伝いに来てくれました。
Tシャツには「アートモリヤ」さんにより社紋の笹竜胆と現代水墨画家の河合愼平氏による竜胆の花、そして義経公辞世の句として伝わる「後の世もまた後の世もめぐりあへ染む紫の雲の上まで」が英文でデザインされています。そこに藍染めの色と独特の紋様が加えられることになります。一つ一つ手作業で染めていくので同じものは一つとしてありません。捻りを加えたり時には紐で縛るなど色々なテクニックを教えて頂きました。
藍染めは防虫効果などもあり古くから世界中の至る所で行われ、日本でも伝統的な染め技法として広く用いられて来たそうです。染めた直後は緑っぽく見えますが水で洗い流すと美しい青色になりました。ここから更に何度か洗浄してまた色合いが変わっていくそうなので完成が楽しみです!
※後日、完成品を持って来ていただきました。夏の空ような爽やかな色合いのTシャツが出来上がりました!洗濯を繰り返して傷んだ時はもう一度藍染めをすることで生地が補強され長く使うことができるそうです。もちろん模様も変化するのでまた新たな気持ちで着ることができます。
▽宮司と記念撮影!
来年の牛若まつりにワークショップを行う計画も持ち上がっています。乞うご期待!